初手ハイボール安定

好きな人は赤城みりあです。嫌いな人は赤城みりあじゃない人です。

シャドバ 新カード考察

新カードの情報が出たので、暇ついでにレビューします。僕のカードを見る目は落合博満の女の趣味ぐらいゴミクソなのでそこら辺考慮してね。

点数の基準は
1点→迷い猫オーバーラン
3点→神のみぞ知るセカイ
5点→のんのんびより
って感じで行きます

オタクなら「理解(わか)る」よなぁ?

ヘヴンリーイージス ……4点
ビショップ・レジェンド
9/8/8
このフォロワーへのダメージは0になる。
このフォロワーは、他のカードの能力(攻撃力/体力への能力は除く)を受けない。
(例えば、「破壊する」能力や「消滅させる」能力を受けない)

わけわかんねえ。

強さがわけわからないんじゃなくて、テキストがわけわかんねえ。僕のようなF欄チンパンジーでも東大生に勝てるのがシャドウバースのいいところじゃないのか?こんな高学歴テキスト、チンパンジーが解読できるわけないだろ

こいつに関しては完全に特殊裁定待ち。必殺が効くとか噂になってるけど、必殺のテキストに「破壊する」って一文があるから効かないと思う。あと話題になってるのは「守護の陽光」で守護が付くか否かだけど、こいつに守護付けれたら「シャドウバースはオタク達の記憶と心の中で生き続ける、完」って感じなので流石に付かないと思うし、そう信じたい。

テキストを素直に読解すると「精霊の呪い」とかのスタッツを操作する系以外は全部シャットアウト。即ち「雪の女王の気紛れ」とかの変身系も効かない。現段階で1番まともな対処法は「カグヤ」だと思うんだけど、クラス専用カードだし、9ターン目までに進化権残すのしんどいだろうし、そもそもイージスと同じビショップクラスだから対策(笑)って感じなので、こいつをどうこうするって考えよりもこいつが出る前にぶち殺すってのを考えた方が良さげ。1番手っ取り早いのは超越ウィッチと冥府エルフのタイムリミットを要するデッキで、後は基本的に9ターン目まで試合を見ないアグロ系。ビショップってクラスはアグロ系に対して強めのクラスなので、そもそもこいつを考慮せずともアグロ系はキツそうだけど、とりあえずこいつを主軸にしたデッキは明確な苦手デッキが存在するからテキストのインパクトとは裏腹に落ち着いた感じのカードになりそう。というか、我々はすでに「デュエリストモルディカイ」という化け物と共に半年を過ごしてきたわけで、「シーソーゲームで出されたらほぼ終わる」カードの使用感と対処法は分かっているはず。

とはいえ、陽光サタンのサタンレベルかそれ以上のゲームブレイカーが9ターン目に出てくるのは脅威ではある。ビショップはモルディカイが属するネクロマンサーより数段守りが厚いクラスなので、9ターン目までにライフを維持することなど容易い。勿論、そうすると打点が不足するのだが、こいつさえ出してしまえば毎ターン8点(10点)確定なので後は鼻糞をほじりながらテミスなりなんなりで相手を捌きつつ顔面を殴るだけ。個人的に、10PPでアポカリプスデッキを作って次のターンのPPをサタンズサーヴァントに割くぐらいならさっさとこいつ出して次の10PPで残りの手札を投げた方が手っ取り早いと思う。なので、現段階のアーキタイプで採用されそうなのは陽光サタンがこいつに乗り換えるってのと、後は「死なない」スペシャリストであるエイラビショップの分かりやすいフィニッシャーとしての採用ぐらいだろうか。なにはともあれ、絶対使い手が現れるカードなので環境の高速化を後押しする一枚。

因みに、僕が考えたこいつの除去を可能にする一文は「相手のフォロワーの体力を0にする」なんだけど、新カードでこの一文は登場するのだろうか。

クリスタリア・エリン…3点
エルフ・ゴールド
6/4/6
守護
ファンファーレ 自分のリーダーを3回復。
エンハンス8: その後、自分のEPを1回復。

なんか評判良いカードだけど、そんなに強くないと思う。ヘイトを集めてきた悪名高き「フェアリービースト」とどうしても比べられるカード。エンハンスを考えなければ、単純計算で3点+守護6点の計9点分体力を守れている計算になって最大回復量8点のフェアリービーストよりも優れていることになるが、フェアリービーストは実質守護みたいなもんだし、使い回すことを考えるとやはりフェアリービーストに軍配が上がる。肝心のエンハンスは結構強そうで、回復した1EPは恐らくこいつの進化に消えていくことになるので実質「8/6/8守護 3点回復 突進」となる。サハルシが1PP下で同じようなことできるんだけど、こいつは守護付いてるしまあまあ強そうな動きではある。だが、こいつを採用する可能性が最も高いアーキタイプである冥府エルフの「冥府への道」達成ターンの目安が8ターン目だと考えると微妙かもしれない。まあ冥府エルフ自体が今のドロシーが溢れた環境に置いてかれているのであまり考える点ではないと思うけど。

フェアリービーストと違って、手札を使っても回復量が変わらない点は評価できる。


変異の雷撃…3点
ウィッチ・ゴールド
6
相手のフォロワーすべてを《燃えネズミ》に変身させる。

燃えネズミ
1/1
自分のターン開始時、お互いのリーダーに1ダメージ。

超越とか土で採用するならどう考えても「冬の女王の気紛れ」の方がマシなので、今のアーキタイプだとドロシーウィッチのバーンカード水増しを担当することになる。バーン+実質的な除去と考えると一見強そうだけど、あまりにもリスクが高すぎる。考えてみてほしいんだけど、わざわざ冬の女王の気紛れより1PP多く払って「スノーマン」ではなく「燃えネズミ」に変換するってことはこいつを殺さずに生かして相手にターンを渡さないと意味がないということ。それって単純に「燃えネズミの数×2」のダメージを1PPも支払うことなく顔面に食らうということになって、あまりにもリスクが高すぎる。全体除去を行いたいロイヤルやドロシーウィッチに対してこのカードを投げた場合、特徴であるバーン効果が裏目に機能してしまう危険性が生じるのである。即ち、6PPで相手の盤面すべてを2打点分のフォロワーに変えると考えると除去として使うにはあまりにも弱すぎるということになる。
つまり、こいつを有効的に使える場面は主にリーサルの時と相手の守護とかモルディカイを取っ払う時の2通りということになる。前者はバーンカードとしての性能ってことになるんだけど、あまりにも打点にばらつきが生まれやすいし、超越ウィッチに対して打点が見込めないのは残念すぎる。後者で打つ場合はまあまあ強そう。「エクスキューション」に2点が追加されただけの「死の舞踏」が猛威を振るったことから分かる通り、相手の守護をどかしつつバーンを与えるという行動はアグロ系の中盤に置いて最高の行動である。死の祝福で余裕かましてる返しにこいつ打たれて相手のフォロワーが顔面に突っ込んできて自分のターン開始に3点バーン食らったらたまったもんじゃない。

同じ6PPのテミスの審判と比べて、「劣勢を0にする」スペルではないので確実に3投はありえない。腐る場面や相手が多そうなので、現段階では1枚忍ばせておいたら面白いかな〜程度のカードだと思う。

円卓の騎士・トリスタン…1点
ロイヤル(兵士)・ブロンズ
5/3/4
ファンファーレ 自分の場に指揮官・フォロワーがいるなら、
「ラストワード:《円卓の騎士・トリスタン》1枚を出す」を持つ。

ファンファーレが発動すれば強いけど、まあほぼほぼ発動しない。「フェンサー」「白銀の騎士・エミリア」「わがままプリンセス」といった一線級の4PP以下の指揮官フォロワーが5ターン目に生き残っている試合は何試合あるだろうか。確実に発動させようと思うと、現在は1PPの指揮官がいないため、最速で7ターン目にパレスフェンサーと一緒に出すことになる。こいつのためにパレスフェンサーなどというクソカスカードを入れるのは割に合わないので、やはり一線級とは程遠いカードという評価。
一応、1番現実的な運用手段は「闇を纏う暗殺者」で低コスト指揮官を隠すとかだろうか。

邪毒の紫竜…3点
ドラゴン・シルバー
5/4/5
自分のターン終了時、手札からコスト最小のカードをランダムに1枚捨てる。+2/+2する。

脳筋チンパンジーカード。5ターン目に8/9登場は流石にめんどくさそう。もし「竜の託宣」が絡んで4ターン目に6/7が登場したら、「エンシェントエルフ」びっくりな支配力である。しかも、除去が長引けば長引くほどでかくなっていく。

こういう系のカードすべてに言えることだけど、やはり確定除去が天敵であり、横の展開を捌ききれないのが問題ではある。しかも、ディスカードは3ターン目に「竜巫女の儀式」を置くテンポロスが発生してしまうため、5ターン目にこいつを着地させる余裕があるのかが疑問である。次のターンに「サラマンダーブレス」という優秀なAOEが存在するため、ある程度のケアは効きそうだが果たして。

この欠点を考慮すると、潜在能力は高そうだが環境が早いと敬遠されてしまうカードだという評価。

ゴブリンゾンビ…1点
ネクロマンサー・ブロンズ
3/2/3
自分のターン終了時、ネクロマンス4:+2/+2する。

遊戯王の同名カードを見習ってほしい。こんなのにネクロマンス払う余裕ないです。

バフォメット…4点
ヴァンパイア・シルバー
2/2/1
ファンファーレ 攻撃力5以上のヴァンパイア・フォロワーをランダムに1体、自分のデッキから手札に加える。
エンハンス5:その後、そのコストを-3する。

強え…。メイドリーダーが1/1なのにこいつ2/1なの意味不明だし、何よりアザゼルとセクシーとの相性が抜群にいい。

普通に2ターン目に出しても強いし、エンハンスで出してアザゼルセクシーあたり拾ってきて6ターン目に出そうものなら圧が半端ではない。

また、5PPのアザゼルを抱えて8ターン目を迎えると「アザゼル+ラウラ+進化」で残り1点まで相手を追い詰められる。10PPまで伸ばせば「アザゼル+ラウラ+鋭利」でOTKも可能。更に言えば、10PPで「ブラッディメアリー」と同時プレイできる。どういう仕様なのか分からないけど、多分こっちのライフが15点以上あれば20点入ることになるのかな?まあこっちはあまり実用的ではないけど、ロマンはある。

そう、ロマンのあるカードのくせに「2/2/1 サーチ効果」という堅実なカードの猫の皮を被っているのである。エンハンスがうまく利用されている良いカード。

ゴブリンプリンセス…3.5点
ニュートラル・シルバー
5/2/1
ファンファーレ 《ゴブリン》2体を出す。
ラストワード 《ゴブリンキング》1枚を手札に加える。

ゴブリンキング
4/5/5
守護

総スタッツ5/4/5でラストワードで伝説のカードを手札に加えるって考えるとスペック高い。

あと、「戦乙女の槍」と相性がとても良い。バハムート降臨でニュートラル単をプッシュする意向が見られたけど、今回もそれ系のカードが増えそう。

骸の王とも相性がいいので、いよいよ一線級のカードになるかもしれない。

 

現在6:40。眠さに負けて最後雑になって申し訳ないです。

ではおやすみなさい